アモス書(預言)

アモス書の始まりに記されて居る地震とは、どのくらいの規模だったのだろう。
アモス書五章21~24
「我は、汝等の節筵(祝い)を悪(にく)み、かつ賤(いや)しむ。
又、汝等の集会を悦ばじ。
汝等、我に燔祭又は素祭を献ぐるとも、我、此れを受け納れじ。汝等の肥えたる犢(こうし)の感謝祭は、我、此れを顧みじ。
汝等の歌の声を我が前に絶て。
汝等の琴の音は、我、此れを聞かじ。
公道を水の如くに、正義を尽きざる河の如くに流れしめよ。」


 ↗書かれて居る意味は、盛んに行われて居た(居る)宗教的行事は、御神の悦び給わぬところだ、という意味だろう。
アモス書を読めば、ベテルの祭司アマジヤの先の悪い死に方迄預言されて居る。
ベテルとは、辞典によれば、「神の家」の意で、神の函が一時的に有った場所。(士師記二十章) 
其の時の其の地の支配者ヤラベアムは、其の町を偶像礼拝の中心とした(列王記上十三章) 
此れ等の後、廃墟と成って居たらしい。
第五章四節
主は、イスラエルの家に、こう言われる。
「あなた方は、私を求めよ、そして生きよ。
ベテルを求めるな、~中略
ベテルは、無に帰するからである。」