普段は、読み過ごしてしまう、新約の誤り。

新約の最初のマタイ伝と呼ばれる福音書
其の27章の九節~
其処には、「預言者エレミヤに由りて言われた言は成就した。~」  其れに続く引用が書いて有るが、実は、エレミヤの言葉では無く、ゼカリヤ書11の章12~13節の預言の引用。


此の間違いが起きた原因は、特定出来る物では、無いが。
明らかに違うだろうと云う所は、新約では、旧約に比べて少ないが、少々有ると思う。
私は、新約も、原本、底本に何者かに因って、後に成ってから加筆されて居たり、肉付けしたり編集加工したりされて居たと思う。


だから、直感で、読んで居て、此の場所は、おかしいと思う場所は、後から不忠実な加筆者が自分勝手に加筆した可能性が濃厚。長い時、年月を経ての、人を介しての写本、伝書とは、其の可能性を消し去る事が出来無い。


ローマ帝国の強権の影響を受けただろう教父が加筆したと思われる新約の伝書も有る。其の他にも、偽文書の疑いの有るテモテ第一等。